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明日葉の生息地

明日葉は伊豆諸島を原産とするセリ科の植物です。「医者いらず」の異名を持つ健康野草として人々に親しまれてきました。今日取っても明日生えてくるというほどの成長の早さ、生命力の強さから明日葉と名ずけられています。ところでその生息地である伊豆諸島とはどんな場所でしょう。伊豆諸島は伊豆半島の南東方向、大島から孀婦岩までの間にある100余りの島嶼からなり、最南部のベヨネース列岩、須美寿島、鳥島、孀婦岩は豆南諸島とも呼ばれています。いずれも東京都に区分されているのですが、歴史的な経緯上、伊豆諸島の名称が定着しています。実際に人が暮らしているのは、伊豆大島のほか利島、新島、式根島、神津島、三宅島、御蔵島、八丈島、青ヶ島の9島のみです。かつては鵜渡根島や八丈小島・鳥島に定住者がいましたが現在は無人島になっています。また、地内島・早島・大野原島・藺灘波島・ベヨネース列岩・須美寿島・孀婦岩などの無人島もあります。産業としては漁業、農業、観光業が中心になっており、同じ地域に漁村と農村が共存している島もあります。また「島焼酎」と呼ばれる焼酎の醸造もさかんで、島ごとに微妙に味が異なることから焼酎愛好家には人気があります。過去、鳥島においてアホウドリの捕獲や鳥糞石の採取も行われていました。自然豊かな島々でのびのびと育った天然の明日葉、明日葉という名前を唱えるだけでも元気が湧いてきそうです。

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